back
2006年02月18日(父)
15日は途中放棄してしまいました。トキソプラズマは鼠等の生肉を食べた猫に感染することが多いと考えられております。最近ある偉い方々が「トキソプラズマに感染した鼠とそうでない鼠」の行動を調べた結果、外敵を避ける為に猫の糞尿を察知し近付かない筈の鼠がトキソプラズマに感染する事によりそれらを察知出来なくなったとの研究報告をしました。つまり「トキソプラズマに感染した人間とそうでない人間」でも現在広く知られている感染症のトキソプラズマ症以外にも何かあるのでは無いかと。症状としては認知されないが、例えば交通事故に繋がる判断力の欠如等です。面白い事を考えるものですね。人類の約半数に感染しているというのも素敵です。
2006年02月15日(父)
猫を宿主とするトキソプラズマは人類の約半数に感染しています。
2006年02月02日(母)
乳と肉

兵庫県の牧場で昨年12月に乳用牛のホルスタイン種と茶毛の和牛交雑種の双子が生まれていたそうです。ホルスタインと和牛の精液を同じ母牛に種付けしたら両方とも受精しこの様な珍しい出来事が起こった次第です。ニュースでは牧場内でこの2匹に餌を与えている写真が使われておりました。遠めからはまるで接吻しているかの様に見える2匹。片方は今後人の為の乳となり、片方は肉となる2匹です。姉は乳、妹は肉。肉の運命を与えられた妹は姉を羨ましく思い、肉にならずにすんだ姉は今頃安堵感に酔いしれているでしょう。眼を開いた瞬間、周囲に存在するのが肉になる為だけに産まれた牛達であれば自然と運命を受け入れる事が出来たでしょうが、何の為に怨みの種を蒔いたのか。そう考えると悲しくなってきます。これは些細な出来事かも知れません。でも、普段気にもしていない、人が生きる為の乳と肉の意味を考えさせてくれました。命は尊いだとかそんなくだらない言葉では言い表せません。